hasihiro25のつぶやき

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自民党総裁選

結局、大差をつけて福田康夫氏が勝った。
320票と一部報道では聞いた気がする。
 
福田氏は穏健派なので、
多少強硬なところがある麻生氏とは違うのかな…と思う。
 
政治家は別にパフォーマンス家である必要はないが、
総裁選がスタートしたばかりの頃の演説を聞いていたら、
「この人には、本当にビジョンがあるのだろうか?」
という点が気になって仕方がなかった。
 
麻生氏には、きちんとビジョンがあるように思う。
福田氏は、「よく協議をして」という言葉など抽象表現が多かった。
 
報道でも言われているとおり、
なぜ、政策論争になる前に8派閥が支持に動いたのか?
(小泉の側近である飯島秘書官は、小泉の再登板をさせようとして失敗。
 福田嫌いらしい……飯島氏は反旗を翻すようにして、突然秘書官を辞任してしまった。)
 
 
 
また、政治家は発言に気をつけなければならない。
自分が言った発言が、将来の自分の首を絞めることにもなるのだ。
 
以前、総裁選に出馬しなかった際に、
「まぁ、歳も歳だしねぇ」と濁した発言。
 
真意は歳ではないのは容易に想像がつくが、
今回の出馬との整合性が取れなくなる発言をみていると、
「この人は、本当にやる気があるのか?」と、一有権者として疑いを抱いてしまう。
 
 
 
 
特徴的なところは、無宗教の国営墓地についての見解。
(まぁ、記事自体は読売のものなので、靖国反対論者を抑え込もうとするのかもしれないが)
「将来的にはあってもいい。
 しかし、麻生陣営のように強い反対意見がある現在、無理に進めることはない。
 せっかく作った戦没慰霊碑が、石を投げられるような場所になってはならない」
 
との見解を示したとされ、
無宗教の慰霊について推進派である公明党の中からも「賢明な判断だ」と評されているらしい。
 
まぁ、福田なら靖国は参拝しないだろう。
その点で、中国韓国との衝突は避けられる。
私は靖国参拝の強硬支持論者ではないので、無用な争いを避けるならば
それで良いと思う。
 
 
 
海外派兵については、
あちこちの報道を聞いていて、私の考えも揺れている。
(たいして海外の実情を知っている人間ではないが…)
 
また後日 書けるようなら書きたいが、
職場に置いてあった日曜の読売新聞1面によれば、
イラク戦争に反対したフランスも」国際的な活動に参加している、と。
 
私は、ここで日本が給油活動を辞めれば、
国際的な信用が格段と落ちるだろう…と私は思っている。
 
その意味でも、「国連の決議がない」という理由で反対していた民主党小沢党首の言葉は、
場合によっては自分の発言が自分の首を絞めることになりかねない…。
 
 
郵政の民営化のスタート、年金問題の解決、
中国などからの輸入食材の問題、農家の保護・食料自給率の問題、
思いつくことを簡単に挙げるだけでも、既に大きな問題ばかりだ。
 
ただ闇雲に自民党も「派閥の論理で勝ち馬に乗ったわけではない」と主張するならば、
きちんとした政治をしてもらいたい!
 
私は、切に願うばかりだ。