首相に「呆れた」という現実

郵政発言 小泉氏「あきれた」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=748553&media_id=4
　
民主の菅氏は
「小泉内閣を引き継いだ阿倍政権、福田政権の後を継いでいるのだから
麻生内閣を作ったのは小泉元総理自身だ。
あの人は、過去のことを忘れる天才だから…」
　
と言って小泉批判をしていたが、ちょっと飛躍しすぎているように思う。
　
　
鳩山氏も、ここぞとばかりに
「郵政について思うところある自民党員は、小泉氏に同調してほしい」
という趣旨の発言をしていたように思うが、
　
どちらも、普段から
「国民の真意を問え」と言っている発言と整合性がとれるのだろうか？
　
　
私自身は、官僚社会を打破するために民主党に頑張ってほしいし、
給付金は反対だが
ここまで引っ張っていて期待している消費者もいる中で
もう後には引けないだろう…というのが私の感想だ。
　
　
2兆円の是非はあるが、
給付するなら給付するで、やってみればいいと思う。
ただ、昨年の11月の段階で国民に届いているくらいの
素早い実施をしてほしかった。
　
　
先日は、前原氏が質問している時に
「総理は『やるやる詐欺』の常習犯だ！」
と糾弾していたが、あれで予算委員会が紛糾してしまった。
　
「言葉には気を付けてもらわなくてはいかん。
『詐欺』というのは相手を犯罪者呼ばわりすることですから」
　
　
　
　
実施が過ぎた段階で、
政策の見直しをすること自体は当然だと思う。
郵政の４分社化も見直しが必要とあれば、それ自体を批判することは
無いんじゃないかと思う。
　
ただ、それに対して、
「私は、あの時担当大臣じゃなかったから……本当は反対だったから」
というのは大問題発言だろう！！
　
　
他にも気になるのが、
「障害者の医療費自己負担1割というのは、障害の重い人ほど
高負担になってしまっている」
と、自民と公明の会議で見直し論議に入っているようだが……
　
　
　
昔からの古い制度を、良く見直そうと言っているんじゃない。
つい数年前に、野党の反対論も聞かずに押し切って
障害者の医療費1割負担を実現させたのは、
　
どこの誰なのか?!!!
　
　
過去の政策も、今後の政策も、
あらゆる面で検討を重ねて
「ブレずに」実施していってほしい！