hasihiro25のつぶやき

長野県の、しがない派遣社員。ゲーム、ニュースの感想などつぶやき

 (2/2)地域活動&ごみの話

2通目
 
 
・ゼロエミッション、ゼロウェイスト
 
 
《発生抑制》と関連して……
国連大学が提唱したのが、《ゼロエミッション》という概念なんだ。
社会全体でのごみをゼロにしようという概念らしい。単なる夢想に終わらせずに、ごみを完全に循環させる研究が続いてるんじゃないかな? 
 
☆☆先生という方の講演を聞いたことがある。
「ゼロエミッションよりも、具体的な目標を定めた《ゼロウェイスト》という概念があります」
(この言葉は、それほど有名じゃない) 
 
 
☆☆先生は、カナダのノバスコシア州での例を出して、現地取材のことを話してくれた。
やはり、収集のルールなどを、州法で明確に定め規制をしっかりかけたことが、大きく絡んでいるようだ。
 
 
 
・溶融炉について
 
ダイオキシン類の発生を抑える為に、《高温でごみを処理する》という方法がある。
某県のI市では、溶融炉という新技術を導入した。
私の恩師は、「10年後には、I市も大騒ぎになっているでしょう」と言うのだ。何故だろうか?
 
 
溶融炉は、( 800度か1400度か忘れたけど)高温での処理なんだ。だから、炉そのものが長持ちしないし、莫大な維持コストがかかるだろう……と。
(建設当初は、色々と補助金がつくものだから………)
 
また、溶融炉はあらゆるものを溶かせる。だから《分別収集》の必要もなくなるし、それまで培ってきた《分別収集》の習慣がなくなる可能性がたかい。
 
 
そして、なにより問題なのは炉の性質なんだ。
一度火を止めてしまうと、再び高温にするために結構時間がかかる。そこで、溶融炉は、24時間稼働させている。
24時間、なにかを燃やさないと火が止まってしまう炉。《ごみを減らす》どころか、《ごみ(=燃やすもの)がなくなっては困る》炉になっているんだ。
完全に、ごみ減量の理念から外れている。
さらにさらに、燃やすごみがない時は、大量の石油をくべて追い炊きしている。 
 
溶融炉は、存在そのものが、環境破壊になっている
 
 
 
 
・病理学、疫学
 
私の恩師は、各地で環境調査を行っている。
ただ、住民の「具合いが悪くなった」「ぜんそくがひどくなった」という症例について、明確に原因を特定することはできない。
「近くに焼却炉ができた」というだけでは、原因物質も症例との因果関係も掴めない。
《病理学的》に、焼却炉が人体に健康被害を及ぼしたとは証明できないらしい。(あるいは、証明するのが極めて難しい)
 
 
 
そこで、統計的な調査をするんだ。
 
長野県の旧M町での例を……。
焼却炉ができる前とできた後の体の具合いについて、アンケート調査をする。あるいは診断する。
その結果、近隣住民の多数が「焼却炉の建設後、具合いが悪くなった」ということが分かれば、
《疫学的》に、焼却炉による健康被害が証明されるらしいんだ。
 
 
 
 
 
・日経の講演会
 
働きながらも、社会に目を向けられる人間になりたいな。
 
 
 
昨日は、所沢でこんな中吊り広告を見つけた。
 
亜細亜大学アジア研究所 公開講座
《中国の台頭と日本》
 
6月3日から毎週土曜開催
14時〜16時
全5回
受講料3000円』
参加したい!!!でも土曜は無理だ!!!!
 
 
 
 
他にも、以前見つけたこんな情報が…… 
5月14日 日比谷公会堂にて
ベンジャミン・クレーム『世界は危機をこえて』
14時〜18時30分
入場無料
これには参加してきます!!!
 
 
日経新聞からの情報…
名古屋大学にて
6月2日13時20分から
「愛・地球会議」21世紀の産業基盤循環社会へのメッセージ
http://www.nikkei.co.jp/events/expo6/ にて受付、先着順
昨日申し込んできちゃいました!!!
 
 
 
 
・地域団体に属してみて
 
私のホームページにもリンクを貼ったけど、私は学生による地域づくり団体に所属していた。
農作業をやったり、外来植物のアレチウリを駆除したり……。
もし君が地域活動の情報を得たいならば、ちょっとは協力できるよ。
NPOにも、ネットワークがある。
全国に支部のある『地球村』は1つの例だね☆
 
 
 
(ちなみに、『NPO』は誰でも名乗れるんだ。
NPO法人』は、法人格を取得しなくては名乗れないし、会計上の申告義務も発生する。でも、団体名で口座名義をつくれるというのは、意味が大きい。
NPOは、一定割合以上の資産を所持してはいけないんだっけ?)
 
 
 
「自分が行動したって、社会の何かが変わるわけじゃない」と諦めている大人は多いと思う。
(事実、一人の行動で社会は簡単に変わらない)
 
 
でも、地域で活動してネットワークをつくり、県議員や知事に嘆願書を出して行動している人に出会ったことがある。
少し、心を動かされた。
「行動しても、変えられない」のではなく、「行動しなくては変えられない」のだということかもしれないね☆
 
 
 
 
国勢調査
 
私は、昨年新設された「社会調査士」の資格を取った。
別にどうという資格ではないが、取得したからには技能を活かす道を見付けて、技能を磨きたい。
 
そんな私に、市役所の広告が訴えてきた。
「10月の国勢調査のスタッフを募集」
 
あ!やってみようかな!
社内規定に違反するかどうか分からないけど、今度申し込みに行ってきます!
 
統計は、疫学調査でもマーケティングでも社会調査でも使えるからね。
君も、社会問題に触れる機会が多いなら、(そういう職場についたのだから)
いつかは統計と関わるかもしれないね?
 
 
 
5月25日には、私の自宅にもネットが開通するんだ。
よかったら、私の駄文サイトを読んだり投稿してね☆☆
(このメール作成に2時間30分かかった………)
 
では、いずれ遊びに行くよ〜〜〜
(^o^)/
 
 
http://suiso-homepage.hp.infoseek.co.jp/
 
suiso_mail@yahoo.co.jp