hasihiro25のつぶやき

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【転載】グリーンファーストハイブリッド

本日も、エネルギー問題に関わる日記を
友人のページから転載。
 
友人の本文+自分のコメント。
 
 
転載元:
 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1768305415&owner_id=3215180&comment_count=3
 

世界初の3つの電池を備えた住宅

グリーンファーストハイブリッド
http://www.sekisuihouse.co.jp/company/newsobj1720.html

3つの電池、燃料電池太陽電池、蓄電池+商用電力(電力会社からの購入)
から、自動切換えで電力を供給するシステム
この新しい取り組みのポイントは、家や街全体が発電所となる可能性があること。
商用電力の余る夜間に蓄電池に充電したり、使用電力が多くなる日中には太陽発電で電力を売却するなど。

もともと発電所における発電方法では使いたい時に使いたい分だけ発電することは、ボイラー温度を一定に保つ性質上実質不可能である。
そこで夜間電力などを揚水式ダムにて水をくみ上げておき、昼間に発電するなどの処置がとられているが、ダムは環境破壊に繋がる。
そこで、このグリーンファーストハイブリッドを用いることで、揚水式ダムの電池効果を各家庭が担うことが出来る。
こうすることで、国内商用発電所での電力生産を落ち着かせることが出来、環境破壊もある程度防ぐことができる。
また、組み合わせとして、電気自動車の蓄電池も大いに利用できるのではないか。

また、これは新たな雇用やビジネスの発展にもなると思う。
ソーラーパネルや蓄電池の生産については海外で担うことができたとしても、設置だけは海外にお任せすることはできない。
個人レベルでの電力売買が可能になることで、例えば仲介業者のようなものが生まれるかもしれない。
もっと言えば、個人レベルでお金がなくても、自宅の屋根を貸し出すという考え方もできる。
企業として街中の屋根を借りて大量の電力を生産・販売可能。もちろん自治体レベルでその自治体へ格安供給するのもアリ。

計画停電のレベルであたふたしていた日本。
すでに電力がなくなったら生活すらママならない日本。
完全に電力に依存しているため、言い方は悪いが原子力発電所は「このままでは」絶対に必要である。

実際原子力発電所の発電エネルギーは国内の約30%を占めている。
火力発電を増やそうにもCO2問題や、燃料の枯渇問題がある。
水力ではそもそも電力量が足りないし、大規模な環境破壊につながる。
風力発電、太陽発電、地熱発電、云々…
その他発電では安定した電力を得ることが難しい。
しかし、現状ではこのその他の発電をとにかく増やすしかないのではないか。
もちろん国外から買うなんてもってのほか。
であるならば、原子力発電所を減らすためには、このグリーンファーストハイブリッドのような形態はもってこいなのかと思う。

それに、電力会社の信用もなくなってきて、各家庭で電力を確保するという気持ちもそれを加速させる材料になると思う。

どこか遠いとこで電気がつくられているという意識から、もっと身近でそれぞれがなんとかしなければならない。
エコなんていうが、原子力の30%分をエコすることなんて実質不可能ですから。
何かを30%じゃなくて、全部を30%だぞ??
エコは大事だけど、「エコが全て、とにかくエコ」というヤツに言ってやりたいね、
「それはエゴ」だと。とにかくやった気になっているだけ。ほとんど解決してない。
だったら、本気で国民全体でソーラーパネル設置してみない?

だって、新しい技術が開発されるとかじゃなくて、本当に「今」自分に出来ることを考えてみてよ、エコなんてたかが知れてるから。

明かりを30%暗くして生活してみ?
それってそうとう暗いぜ?仕事効率が暗くなると落ちるって研究もあるんだしさー

食べ物も30%へらすんだよ?
あ、でもそれだとサーチュイン遺伝子が働いて健康になるかもw
これで健康になるひとが増えたりして。

洗濯物を30%減らしてみ?
家の中では裸族になるしかないよ!あーでもそれもいいかも、おねえちゃんがいる家をピンポンしたら恥ずかしながら出てきたりwww
これは宅配業に転職するしかねぇぞ!?

なんか、わけわからない方向に行きそうだから、今日はここまで。
 
 
 
私のコメント:
まだ本文は全部読んでいないけれど…
ネット検索をせずに現段階で私が知っている知識をば。
 
先日、日産の開発部に勤める友人と飲んだ際に
私から「スマートカー」の話題を出しました。
 
 
スマートホンで「Qi」技術が開発され、置くだけ充電機種が出ました。
今後これがメジャーになれば、電気の立ち位置はどんどん変わっていきそう。
 
現に、今後はコーヒーチェーン店などで
「置くだけ充電台」Qiをどんどん置いていくと聞いています。
(マックでWiFiを提供しているようなイメージなのかな??)
 
スマートカーは、EVに電気を夜間充電させて
電気自動車として走行するだけでなく、災害時には電源として用いる。そういう考え方。
 
 
さらには、先週のNHKスペシャルであったように
<スマートシティ>構想へと。

スマートグリッド……各家庭で発電した余剰電力を電力会社一社とだけ取引するのではなく
シティ内で電力を回す。一対一ではなく、町全体で融通しあう感じ。

スマートシティ……スマートグリッドを利用して、電気を融通しあうだけでなく、
電力の利用量が多くなってきたら街のメインコンピュータが制御する。


電柱の地中化事業という大義名分で公共事業を増やそうとしたように、
今後は「置くだけ充電」ならぬ「走っているだけで充電」できる
Qi技術のようなEVならびに幹線道路を開発していく…
…30年後には、そういう世界になるかもしれないね。

合っているかどうか分からないけど。
 
 
 
あと、原子力反対派の私だけど、対案たるものは持っていない。
ビジネス誌(プレジデント)にあった記事には、
確かに原子力発電は3割以上の電力量を占めているが、
火力発電は稼働率がそれほど高くない。
火力発電をもっと活用すれば(電気料金は上がるが)賄う事自体は可能ではないか、と。
 
 
のりさん:
 > 火力発電をもっと活用すれば(電気料金は上がるが)賄う事自体は可能ではないか、と。

私の主張としては「もっと建設的な行動をしよう」ってことです。
火力発電だと、環境問題としてCO2削減は絶対に達成できない。そのため燃料代に加えて排出権取引でもそうとうな税金をもっていかれることになるでしょうね。
それに日本は資源のほぼ全てを輸入に頼っている為、一つの発電に頼り切ってしまうと、燃料の輸出規制がかかったときにとんでもないことになります。そのためにベストミックスというかたちで様々な発電を取り入れています。
そういう意味から「火力でまかなえばいい」なんていうのは絵に描いた餅だと思いますよ。
やったとしても臨時処置でしかないですよ。

だから私は、どうせ金を使うならソーラーとか環境に問題なくて、国内に影響があるその他の発電事業のほうが良いのではないかと思うんですけどね。

それに、使う側をどうするかとか、その技術が開発されて実用化されれば…なんて悠長なことではなく、今の技術でできることをやってはどうか?
と、思うわけです。
 
 
 
自分のコメント:
> のりさん

私も「今の技術で何とかできないか」
と考えることには賛同ですよ。

技術開発に頼ってしまうのは危険だと前々から思っていました