終戦の日

８月１５日……夏も佳境を迎えました。
　
　
日本にとっては、終戦記念日です。
　
先日の池上彰さんの番組よれば、
韓国にとっては「日本から解放された日」という位置づけ。
　
　
ロシアにとっては（あるいは世界的にも）、
署名調印した９月２日を終戦として、
その間に接収・占領した北方領土を自分の国だと主張しているそうです。
　
　
　
戦争終結から６５年。
今年は戦争に関するドラマが特に多いのではないか…
　
ＮＨＫの「色つきの悪夢」を見ましたが、
白黒映像を、当時の写真などを基に色付けして
臨場感ある映像にしていました。
　
　
どうしても戦争を知らない世代の私にとって、
白黒映像はどこか違う世界の話に見えてしまうのです。
　
　
私は、「平和」という幻想の中に暮らしているのだろうか？
それでもまだ世界では多くの紛争があり、
核による抑止力という思想のもと大国同士の全面衝突は避けられ、
占領や統治や武力ではなくマネーゲームで大国が小国を蹂躙する現在。
　
人は、これからどこへ向かい、
どこへ行こうとしているのか？

せめてこの８月１５日は、
日本の国内だけでも争いを止めて平和とは何か、
単なる偽善ではなく世界の平和と戦争の現実をじっくり考える日に
していきたいと思うのです。