『リスク』

今日は、自宅に弁当を忘れました……
　
　
　
　
まぁ、そのくらいのリスクなら
どうでもいいんですが…
　
人目や人の評価を気にしすぎる私の仕事態度も
リスクが大きいかも知れませんね。
　
ある程度、自信を持つ　＋　開き直って仕事しないと。
　
　
　
　
　
ラジオ「武田鉄也　今朝の三枚おろし」
毎回、文献を読んで、噛み砕いて紹介してくれるＡＭラジオ番組。
　
　
今週まで、早川書房の
『リスクにあなたは騙される』ダン・ガートナー
　
が紹介されていました。
　
　
　
　
　
恐怖……という感情がリスクを増大させるが
もっと現実をしっかり知ろう、と。
　
　
リスクを操作するようなテレビ番組に踊らされないようにしよう、と。
　
　
　
　
ほとんどの人が感染しない病気をさも恐ろしく紹介する番組に
おびえることは無い、と。
　
　
武田鉄也さんの言葉にあったのが
「テレビは被害者の数…分子はこぞって紹介するが
その分母がどのくらいであるか言及していないことが多い。」
　
　
　
アメリカで映画にもなり、恐怖された＜西ナイルウイルス＞
　
全米での死亡者は実は１７名だったという。
他方、年間で食事をのどに詰まらせて死亡するのが８００人以上。
　
　
　
当たり前すぎるリスクには目を向けないのに、
目新しいリスクには恐怖する我々の思考回路。
　
　
　
著者によれば
世界中で、もっとも周囲から（あるいは国から）保護され
最高のテロリスト環境を整えていたのは
　
オウム真理教の麻原だという。
　
４２０万人をも殺害できるサリンを持っていたが、
最終的には死亡者は８名。
　
こういう言い方をすると
亡くなった方を軽視しているようで誤解を与えるが
　
言いたい要点は、
４２０万人殺害分ものサリンを持っていても
　
毒物の管理や使用は、テロリスト側にも莫大なリスクがあるという事。
そうそう簡単に使用できるものではない、のだという。
　
　
　
　
　
　
リスクを正しく捉えて、
演出だけに踊らされないようにするのが肝要だという。