hasihiro25のつぶやき

長野県の、しがない派遣社員。ゲーム、ニュースの感想などつぶやき

まじめな"性"の話

共働きに多い?疲れすぎセックスレス
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=881586&media_id=77
 
 
(ちょっと関連したニュース)
彼も私も幸せになる!わがままの心得
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&id=872752
 
(コミュニティから 盛り上がっているトピ)
32歳で彼女いない歴=年齢に人に好かれる事について
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=43942709&comment_count=220&comm_id=537041
 
 
 
 
私も<彼女いない歴=年齢>というコミュに参加していて
性については実社会で触れたことも無いので
論じられた立場ではありませんが、
 
実は性の問題は<男女学(ジェンダー学)>の分野において
大学の講義としても学んだ範囲でした。
 
 
 
中学生の時というのは、性的欲求がとにかく抑えられない時期。
”好きな人”と、
テレビに出ている”性的欲求を抱く対象”は別だったと思うし、
性的欲求を抱いている自分に疑問や嫌悪感も抱いている時期だったと思う。
 
大人になると、今度は
性欲を持てないことが問題となってくるんですね。
 
 
何にしても、”性”の話題というのは
なるべくだったら触れたくない話になってしまう。
 
 
 
ジェンダー学の中で出てきたのは、
「性生活は、決して子供を作るため【だけ】にあるのではなく、
男女がお互いにコミュニケーションをとる方法の一つとして」
存在してもいいのではないか……という話だっただろうか???
 
だから、男性ばかりが一方的に快楽を得るのではなく、
女性も快楽を得る権利をきちんと主張すべきだとか、
そんな話だったろうか???
(曖昧な記憶で、断定的な事を言うとまずいかな)
 
 
 
 
先日も、麻生総理大臣が
「(私の家庭では)子供も産んでいるし、
"義務は果たしている"と思う」
と国会答弁したところバッシングになった。
 
女性自身が固有に持つ、自ら産むか産まないか選べる権利
"リプロダクティブライツ"という言葉があるが、
 
これだけ「合計特殊出生率が下がった、下がった」と言っていれば
女性に対して"産む"ことを強迫観念的に押し付けているよう
国が言っているような気がしてならない。
(もちろん、日本の高齢社会化の速度は
他の国に比べて格段に速すぎるので弊害も多くなる)
 
 
 
 
 
 
"性"の問題を、別のアプローチからもう一点。
 
以前、長野県でも前知事が
「障害を持つ方にも、性的な欲求を満たす権利があってもいい」
という主旨の発言があり物議を呼んだことがあったが、
 
知事への批判に対して、ある方は
「では、30代の障害を持つ男性が
毎朝母親に夢精しているのを確認されている実例を知っているか?」
と切り出したことがある。
 
「障害者の権利を主張する方たちでさえ、
障害者の”性”の話になると、途端に避けるじゃないか?!」
と反発していた。
 
 
 
何にしても、
"性"の話は タブー。
 
話題に挙げることも難しいだけに、
ひとたび話がこじれると難しい問題なんだと思います。
 
 
 
 
以前も、朝10時台の情報番組などで

<結婚してから、逆に性生活が無くなった>
<一度拒否をされてから、声をかけられなくなった>
 
<親と同居しているから…
 子供がいるから……
夫婦2人だけにしか分からないサインを作るようにしている>
 
 
といった話題がもてはやされていた。
 
(食後に耳かきを始めたら、今夜はOKのサイン…とか
夫が咳払いをして妻がくしゃみで答えたらOKのサイン…とか。

高校の頃の先輩の話だと、
そういうのって大概 子供は気づいていますが…)
 
 
 
 
 
 
小渕大臣の少子化対策プログラムの専門家チームの議題は、
いまや
「男が結婚できない理由」にまで遡って
少子化対策をどうするべきか話し合っている。
 
"性"というものを、もっとオープンにすべきなのか否か。
 
夫婦になってから、逆に夫婦の間に溝が出来てしまうリスクも
事前に知るべきなのか?
 
”結婚”という責任を負いたくない、という若者が現代に増えているのか否か?
 
不景気、共働きが当たり前になった不況社会において
少子化というのは必然なのか?
(そもそも、社会保障の点を除いて
少子化の何が悪い?】という議論もあるのだが…)
 
 
 
 
 
"性"の話から、
実はその背景にある社会の問題も様々見えてくる。
 
単に、個別の男と女の問題だけでは片付かない。
 
 
 
そう言ってしまうと日記としてまとまらないが、
・正しく"性"のことを知ること
・記事の後半にあるように【無邪気に受け容れあう】こと
・人間関係はコミュニケーションの連続。
 一度、何かを"拒否"されたからと言って、
 そこでアプローチを止めないこと
 
普段から、知る癖を付けていくことが
社会の問題に対しての有効なアプローチなんじゃないかな、と思う。