hasihiro25のつぶやき

長野県の、しがない派遣社員。ゲーム、ニュースの感想などつぶやき

ラジオから

夕方から、運転しながらラジオを聴いていた。
 
 
イタリアの言葉
「カンターレ・マンジャーレ・アマーレ」
よく歌い、よく食べ、よく恋せよ
 
私も、そんな風に元気に気ままに生きてみたい…
 
 
 
TBS ラジオドラマ
象の背中
愛人がいる……
けっして2人の関係に未来がないと分かっていても
結婚をせまったり、責めたりしてこない
 
しかし、もし彼女が別の誰かを好きになったとしたら
きっと私は強く嫉妬するだろう。
だが、私にはそんな権利は無い……。
その半面、心のどこかでそうなってほしい…と思うこともある。
 
 
「病院の検診、どうだったの?」
「……あぁ、ガンだった……肺のガンだった」
 
「じゃあ、手術するの?」
「…いや、体中に転移していて……末期だとさ」
 
「……死んじゃうの?」
「あぁ!そうだな!  何か言うことはないのか?」
「……何を言えばいいの?」
「そうだな、例えば『頑張って新しい男見つける』とか」
「ヒドい男(ヤツ)」
「『ズルい男(ヤツ)』だろ?」
「ズルくてヒドい男(ヤツ)」
 
 
 
家を出ると、彼女は大声で泣き出した。
彼女は、けっして私の前では泣く姿を見せない。
私は、そういうところに惹かれていた。
 
 
(中略)
「倒れて病院に運ばれるまで、何も言わないなんて」
「でも、オレには言ってくれたんだ。 父さん……
 きっと、母さんには悲しい想いはさせたくなかったんだよ」
 
「気づかないと思っていたのかしら………
 …………気づいていたわよ」
「えっ?」
「そりゃあ、夫婦だもの……」
 
 
「気づいていたけど、本当の事を聞くのが怖かった……
アナタにだけ打ち明けたこの人もズルいけど…
知ってて聞けなかった私も…ズルいのよね…」
「母さんも……辛かったんだね」
「そうね……でも、一番辛かったのは……きっとお父さん自身よ」
「母さんも、オレも、父さんの辛さを代わってあげられたら、
 きっと父さんはどんどん楽になるね……
 
…オイ、聞いているか?オヤジ…
俺達の気持ちも知らずスヤスヤと気持ちよさそうに寝やがって…」
 
……寝てなどいなかった。
病院のベッドの上で、目を閉じて
必死に涙をこらえていた……
 
 
うわ〜〜〜〜〜、
ラジオドラマですげぇ泣きそうだよ!!