59円の儲け?
904がいきなり安いんだよ、コノヤロー!
値下げ合戦は、収益も取れなければ、悪い客(?)を固定化させるし、
デフレスパイラルになるだけだ。
金がかかるのは確かに辛いが、適正なものは適正な価格で売りたい。
904i、明日から発売。(シャープとNEC)
定価35800円のN904i (今回、唯一のハイスピード機種)
競合のE店が、発売前から 荒らしていやがる!
「28800円で売ってくれる」というので
予約のお客様がキャンセルに来た。
「値段だったら、競合と合わせますよ?」と即座に一言、引き留めた。
相手は、28800円で売るという。 (うちも、同じ条件なら32800円だ。 互いに在庫もある)
相手は、卓上ホルダやアクセサリの扱いは皆無だ。 卓上ホルダは630円。
うちは、「卓上ホルダ付きで29300円でどうですか?」と投げかけて、商談成立。
とっさの機転だったが、後から考えても悪くない。
本体は、実質28670円で売っているから、お客さまにとっても得だ。(卓上ホルダが邪魔でなければ…)
卓上ホルダ630円の原価を7割と見るならば 441円。
(携帯本体は、原価を考えない)
相手とおなじ28800円で売るよりは、28859円の利益になったことになる…
…
…
………?
それとも、32800円の品+630円の品が 29300円になっているから
4130円損したと見るべき?
…
…
………?
イヤイヤ、キャンセルされるよりは
4600円単に値引くよりは 4130円の値引きで済んだから、470円痛手が少なかったとみるべき?
(たぶん、相手と全く同じ条件なだけなら、イメージで持っていかれる可能性が大きかった)
ちなみに、数週間前の「週刊東洋経済」の激烈値下げ合戦もすごかった。
ある液晶TV「定価27万円」が、
大阪のヨドバシで 24万円にポイント10%。
大阪のヤマダでは、最終的に26万円にポイント17%。
実質金額はヤマダが圧倒的に安くなった。 でも、対抗するうえで
「ポイント」を使って キャッシュフローを増やすというのは、上手いな。
上手いな、と思う。
(額が同じでも、キャッシュフローがまず大事。 また、ポイントは失効する率も何%かあるし)
値段が全てではない。
現に、4000円も安い競合から、私はお客様を取り返した。
(他にも、信頼性、安全性、価格を明示しているか、通行客から目立つかどうか)
(もはやau新規0円が当たり前なら、 価格競争にならない。 目立つかどうか、在庫があるかどうか、など!)
価格でも戦いつつ、利益をとれる店にして、競合を潰していこう!