hasihiro25のつぶやき

長野県の、しがない派遣社員。ゲーム、ニュースの感想などつぶやき

労災の講習を受けて 〜もし貴方が労災の現場に直面したら!〜

先日、労災に関する外部講習を受けてきました。
知らなかった事も沢山あり、勉強になった。

いつも言うことですが、学校で古文とか数学のルートとか教える前に
保険や株の仕組み、労災の実態と対処方法、給料のやりくりを
小学校や中学校で教えるべきなのでは?!
 
 
 
車を信号前で停止させているところ、
後方から衝突された事がありましたが、
なぜか比較的パニックにはならず対応できた気がします。

事故の目撃者になって警察へ通報したことも2〜3回あるけれど、
なかなか当事者であろうと目撃者であろうと、
冷静でいることは難しい事。
しかし、回数を重ねて少しずつ対応を覚えてきた部分もあります。


ビルメンテナンス業界
(私は清掃担当ですが、清掃・設備・警備・事務などがあります)
の労働安全大会に参加してきました。
 
 
・今年度のビルメン業界の労災の現状(やはり労災1位は転倒)
社会保険労務士の方による労災への対応の講義
・保健所の方による冬場に多い感染症について(インフルエンザ・ノロウイルス

事故を防止するため、危険な道具は使わない。誤った道具の使い方をしない。
それでも危険はゼロにはできないから…
●「危険予知活動(KY活動)」…何が危険な作業か、どんな危険があるか、日頃から考える
●「リスクアセスメント」…年1回は危険リスクの頻度と重篤度を点数評価し、
危険度の高いものから優先的に対応策を考える
 
 
労災だけでなく通勤災害の話も出ました。
(「通勤経路を外れていると適用されない」から、
「諸用で通勤経路を外れた場合でも、用を済ませて通勤経路に道が戻った」場合は
適用されるように法律が変わったらしい)
 

知らなかったのは、労災は「請負」には適用されないという部分。
あと、近年増加してガイドラインが明確になってきた「精神障害の労災認定」
(現に、パワハラの問題に直面している最中なので、なんとか救ってあげたい子がいる)
 
 
もしあなたが労災に直面したら!

ベルトコンベアの作業中に、電源を切らずに荷物移動していた男性が
服がひっかかって体が乗っかってしまい、腕を丸ごと切断された話は
聞いていてショックでした。

その事故例をもとに「労災に遭った時の3箇条」を熱く語っていただいた。

1.人命最優先! ←当たり前のことのようで、原因追求などで現場では忘れられてしまうという
 
2.現場保存・原因追求 ←次の仕事のことがあるとはいえ、現場保存は必須!

3.冷静な第三者への報告 ←警察・救急・社会保険労務士など