映像流出の男性に対して思う事

海上保安官、直筆メモ残す　衝突映像流出
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1403714&media_id=88
　
　
報道を見ていると、
・自問自答していたこと
・そもそも流出は国家機密に当たるか否か議論がある
　
といったことが分かってきた。
　
　
ちなみに中国では、
ほとんどこの話題には関心が無いようだ。

（あと週刊誌で橋下大阪府知事について挙げていた。
中国の無礼な態度に対して怒りを感じた知事は、断固たる態度をとった。
そうすると中国側から頭を下げてきたそうだ。
＜腰の低い者に強い態度、強い者には媚びへつらう＞のだという）
　
　
　
仙石長官は、
「＜逮捕されたら、その者が英雄視される＞というような国ではいけない」
と言っていた。
　
　
今回、流出した人に対して同情的な意見が多く
私も今回の件に関しては同情的な意見を持っている。
　
　
自衛隊や国を守っている人にとって、
この国の政治の体たらくは許しがたいものがあるのだろう。
　
多くの推測では、
「国に対する内部告発だ」として正義感が根底にあると見られている。
　
　
もちろん正義感が無かったとは言わないが
（おそらく逮捕されるまで話が大きくなる事を予見していなかっただろう）
そこまで考えていない軽はずみな行動だったのではないか？？
　
　
佐々敦行さんが語っていたが
「流出は流出として、戒告程度の処罰で済むのではないか？
罪は罪として、堂々と自首してくるべきではないか」
という趣旨の話があったと思う。
　
　
　
私は、「悪法もまた法である（ソクラテス）」とまでは言わないが…

尖閣の映像は国がきちんと公開すべきだったし
国民にも見てもらうべき映像だった。
　
しかし政府が公開しないとしている以上、
映像流出は最後の手段だし、使うべき手段では無かった、と思う。
セキュリティ上の問題・信用問題にも関わるのだから。
　
しかし逮捕するほどの事だろうか？
戒告にして、書類送検でいいじゃないか？？？
政府が自分たちの恨みを必要以上にぶつけているように思えてならない。

　
　
いろんな識者の意見は、
きちんと見ていこうと思う。
　
しかしそれ以上に、
政府がしっかりしてくれよ！！という想いが消えない。