杉下右京と浅見光彦の違い
Youtubeで
かまいたちの夜を観たら…
悲鳴シーンはあるわ、
あやまって彼女を転落死させた挙句
主人公は自殺してENDになるわ、
朝から怖いものを見てしまった………。
さて、母から借りた浅見光彦DSも
真のエンディングに到達できました!
エンディングの内容によっては、
犯人が自殺してしまうパターンもあれば、自首する場合も。
犯人側にも、悲しい事情があるからこそ。
犯人を警察に突き出さない浅見光彦。
犯人に「3日待ってくれ」と言って了承した後、
犯人が自殺してしまい…
浅見
「僕はこうなることが分かっていて、
真実から目を背けて犯人を見逃した。冷酷で残忍な人間です」
自分を責めるシーンがある。
罪とは何なのか、罪を償うとは何なのか………
ドラマ『相棒』の杉下右京警部は、
決して犯行を見逃さない。
相棒season7での最終話での挙動が特に心に引っかかっている。
及川光博が演じる<神戸>(かんべ)警部補が
「あなたが首を突っ込まなければ、
この件は事故として処理されていた。
誰も傷つくことのないまま幕引きができたのに…」
という意味の問をする場面がある。
殺人事件ではなく、
借金苦の息子のために保険金を残そうと母が自殺し、
その自殺した母を夫が病死に見せかけたという事件。
だが、杉下は決して自分の信念を曲げることはない。
「君が何と言おうとも、
僕は真実を明らかにする。
例えそれがどんなに残酷な真実であったとしても」
2つのドラマの2つの主人公は、
全くスタンスが違う。
…どちらも好きな2人なだけに、
私はどの選択肢が本当に正しかったのか決められないまま
事件簿を振り返っているのである。