新型インフルエンザの猛威

世間で
「豚インフルエンザが危険度フェーズ４へ引き上げ」
のニュースが報道されている2日前、
　
私は奇（く）しくも高熱で伏せっていました。
　
　
　
今朝、未明になってから
「危険度はフェーズ５へ引き上げ」ということに！
　
　
パンデミック・大量感染は実際には
映画「感染列島」
ゲーム「バイオハザード」のようには行かないらしいです。
　
病毒性が強すぎて死亡率が高い場合、
逆に感染は急速拡大はしないのです。
（感染が広がる前に、患者が死んでしまうから）
　
今回の新型インフルエンザは「弱毒性」の疑い。
しかし、分からないことが多すぎて対処にも困ります。
H1N1型だとみられるものの、
同一の型に感染した人に免疫があるとは言えない。
　
また、メキシコで死者が集中していることも謎のひとつ。
　
　
実は、
大学時代にハンセン病患者であった伊波先生の講演を２週にわたって
聴講したことがある。
　
当時、SARSが流行していた時期。
国の強制隔離を非難する先生に対して、
SARSの隔離が必要になった場合どう思うか尋ねた。
　
「隔離の必要性はある。
ただし、患者に対する説明をきちんと行うこと
そして、きちんと補償を行い、事態解決後すみやかに解放すること」
　
と言った返答だったように記憶している。
　
世界が混乱する中、
どう病気と向き合うのか、
かつての病気の例も鑑みながら
冷静に対応する必要があるだろう。