hasihiro25のつぶやき

長野県の、しがない派遣社員。ゲーム、ニュースの感想などつぶやき

真剣に考える番組

2つ番組を紹介
 
 
 
 
NHKスペシャル『病の起源』
 
昨日放送していた。
シリーズ最終回にて初めて知った番組だったが、
テーマは『アレルギー』
 
 
 
 
何故アレルギーは起こるのか?
アナフィラキシーという悲劇は回避できるのか?
 
 
 
哺乳類が2億年前に獲得した免疫力
 
最近が少ない『極度の清潔社会』で免疫力が暴走しているという……
 
 
ドイツの大学の発表
 
・農家の子供はアレルギー発症率が低い
 
・長男よりも、次男三男の方が発症率が低い
(女性も同様)
 
 
 
生後1年までに、
『エンドトキシン』という細菌と触れている
(=家畜のフンから発生する菌)人なら、アレルギーは少ないのだとか……
 
 
アレルゲンだけでなく、昭和30年以降の人にアレルギーが多いことに着目した研究結果でもあるようだ
 
 
 
番組では指摘がなかったが、
私は『化学物質のある生活が原因だ』という説を信奉している人間だ
 
 
食物・皮膚に触れる洗剤やボディソープが天然素材なら、アレルギーは激減すると思っている
 
 
 
 
 
 
 
 
 
●なぜ君は絶望と戦えたのか
 

TBSラジオ
武田鉄矢の今朝の3枚おろし』
 
テーマに対して雑談などを武田鉄矢さんが行う番組。
 
 
先週と今週は
【なぜ君は絶望と戦えたのか】というテーマ

 
光市母子殺害事件の3300時間に及ぶ戦いを毎日紹介していく。
 
今週もまだまだ放送が続いているが、
聞いていて毎回胸が痛くなる
 
 
 
・本村さんが、奥さんが亡くなったのを発見したあと、抜け殻のようになっていた
 
 
 
・刑事は疑うのが仕事
 
本村さんが奥さんを殺したのか否か……
執拗に問いつめる奥村刑事
 
奥村『なぜ110番したんだ?』
 
 
奥さんが血を流していたら、通報するのは当たり前じゃないのだろうか
 
 
奥村『奥さんに駆け寄って、意識があるのか確かめたのか』
 
本村『大量に血を流していたので、死んでいると思った』
 
 
 
 
 
奥村『なぜ死んでいると分かったんだ?!』
 
 
 
奥村『愛している人が血まみれで倒れていたのなら、110番じゃなくて119番じゃないのか?!』
 
 
 
本村さんは、疑われていることに対してではなく
自分が何故119番しなかったのか……自分の愛はこの程度だったのか………ということに絶望する
 
 
この時まだ本村さんは、娘まで亡くなっていたことを知らない。
その事実を知った時、さらに絶望する
 
 
犯人は、奥さんを殺害後、赤ちゃんの首を絞めようとする

しかし、首が据わっていなくて絞殺できず、
2回床に叩きつけて殺害
 
 
 
・娘の死まで知って絶望する本村さんを見て、奥村刑事は
『この人は白だ!』と確信する
 
 
 
 
本村さんに、生気が感じられないと思った奥村刑事は
『自殺の兆候があるんじゃないか』と心配している
 
 
 
 
 
・後日、犯人である少年Fが捕まる。
 
 
しかし、少年法によって
家庭裁判所へ送致となるだろう。

そうなれば
恐らく4〜5年で保護観察の後、出所してしまう
 
 
奥村刑事は、それがどうしても許せなかった
 
 
本村さんを呼び出して、
『辛いかもしれないが、Fを刑事告訴するため君の調書を作らなければならない!!!』
 
 
奥さんの遺品をすべて取調室に並べ、
その一つ一つにどんな思い出があるか全部本村さんに語らせる。
 
どれだけ本村さんが奥さんを愛していたのか!
それを全て調書にして、これだけ大切な人命を奪ったんだと訴えて刑事告訴させるんだ!
 
 
男2人が、延々と号泣しながら調書を作り上げていく
 
 
 
 
 
・『さかきばらせいと』事件の遺族が
本村さんと電話会談
 
刑事告訴できなかった無念を訴えて、
・どうか気をしっかりもってほしい!
・刑事告訴出来ないことがどれほどの悲劇か!
 
切々と訴える!
 
 
 
 
・奥村刑事の執念で、刑事告訴へ繋がった。
 
 
 
仕事と裁判の両立が困難と判断し、辞職しようとした時、上司は言う
 
『君は、特別な経験をすることになってしまった
だが君には、辛いかもしれないが【社会人】であり続けてほしい。

【社会人】とは、きちんと働いて【納税】と【勤労】の義務を果たしている人間のことだ。

それができない人間は、どんな立派な言葉を発しても
所詮負け犬の遠吠えなんだ!』
 
本村さんは、仕事を続ける決心をする
 
 
 
 
・検察側の求刑は【死刑】
 
本村さんは、Fの裁判に妻と娘の遺影を持ち込もうとする
 
 
 
 
しかし
係官は『荷物の持ち込み禁止』を理由に
遺影を持ち込ませない。
 
 
 
裁判長にも詰め寄るが、
 
『遺影を見せたら、被告が動揺してしまう。それは裁判上できない』
 
 
この言葉で本村さんは深く絶望する
 
 
被害にあった妻や娘こそが、この裁判に一番立ち会うべきなのに、
それができずして何が裁判か?!
 
裁判所は加害者を優先的に擁護するのか?!
裁判所が『裁判』の本質を忘れてしまっている、と憤る!
 
 
 
 
・被告Fから反省の色が感じられない。
 
死刑を求刑された途端、
次の公判から急に頭を丸刈りにし反省の弁を口にするF
 
しかし上辺だけの言葉にしか見えない本村さん
 
 
 
被告の供述も二転三転している
 
 
なぜ赤ん坊を押入の奥に詰め込んだのか?
F『殺してしまったのが怖くなって、目に見えないところに詰め込んだ』
 
 
検察は憤る!
検察『ふざけるな!お前は妻を殺害後レイプしているじゃないか。
汚物の処理までしておいて、何が【怖くなった】だ!!!?』
 
 
 
 
 
ここまでが今朝までのラジオ放送だ
 
一回一回の放送が、本当に胸に刺さる話だ
 
だが、聞いておくべきだと思う!