hasihiro25のつぶやき

長野県の、しがない派遣社員。ゲーム、ニュースの感想などつぶやき

NHKスペシャル<食糧危機>

大学で専攻していた<社会学
 
環境学を多少かじっていましたが、
大学の講義に戻ったような感じで番組を見ていました。
 
 
「環境経営」というコミュニティにも参加していますし、
「長野県ごみ問題を考える」会のメーリングリストにも参加しています。
 
 
 
さて、NHKスペシャル「食糧危機」
金曜日の第一回と、日曜日の第二回
両方の放送をPCでメモしながら見ていました。
(編集しようとして結局挫折するので、
今度から メモをWeb上にアップしていきたいです)
(かつて川口のNHKアーカイブスに視察に行きましたが、
YouTubeのような環境が整った現代ならば、
討論番組や資料映像はどんどん著作権者自ら無料公表にしてほしい)
 
 
 
 
 
自分のホームページをきちんと作成しているならば、
(2年ほど、作成していないまま)
研修や講習、社会人学習などで聞いた話を議事録として掲載したい、
という目標があります。
 
 
 
食料の高騰、
アメリカの農家達が穀物メジャーとなり、
「アメリカの穀物を買わせる」戦略というのに驚いたのもありますが、
そうしたアメリカの農家達も、
安い穀物価格で生活が苦しい時期が長年続いてきたというのも
少し驚きでした。
 
(ただただ穀物メジャーを悪者にして叩けば良い、というものでもなさそうだと感じた)
 
 
 
 
豚空輸作戦………伊勢湾台風で被害を受けていた日本に、
アメリカは豚とトウモロコシを送った。
 
それがきっかけで飼料にトウモロコシを使うようになり、
日本の そして 世界のトウモロコシ輸入依存が始まった。 
 
 
農地の奪い合い、
ウクライナで300haを約束された日本人が、
急に政府から「5haしか貸せない」と言われてしまう現実。

 
 
バイオ燃料が世界を救うのかと思いきや、
バイオ燃料によって 
農地の奪い合い・価格高騰・様々な社会問題が起きてしまいました。
 
 
高校の社会科では、
「貧困国に米を支援することが、貧困国を陥れることになる」
という授業を聞いて驚きを禁じ得なかったことがあります。
 
 
(援助されたコメは、結局食糧危機の民衆は食べず、
「高いもらった米を売りさばいた方が、
もっと沢山の安い雑穀が食べられる」と市場に流れ、
穀物が市場に流れ出てしまうことで、
現地の農業を崩壊させてしまうという) 
 
 
 
 
 
どんなに「良い」と思われる技術や行為も、
不断の努力をしなければ 思いもよらぬ悪い方向へ転ぶということを
まざまざと見せつけられた気がします。
 
 
 
私は、
小さな畑で 様々な作物をちょっとずつ作る畑の方が、
生物のバランスも良いんじゃないかと思っている。
 
でも、世界の現実は大量作付。 遺伝子組換え。
 
 
 
  
 
日本は、輸出量に対して、10倍の物品を輸入している。
当然、ごみであふれかえる。
 
また、仮想水……食物が実るまでに必要だった水資源を換算すると、
日本は相当数の水を海外から輸入していることになる。
 
日本の生ゴミのうち、手つかずに捨てられる食品は28%
日本の食べ残しは年間900万トン=156億食分。
(世界の食糧援助料は590万トン)
 
 
自分も、矛盾と欺瞞に満ちた構成分子の一つにすぎない。
その状況を脱するには、まずを現実を知ることからだと思います。