10000時間を超えられるか……
前回も見たが、
『世界の凄い脳の持ち主』
【ベストハウス123】で取り上げられた
『サヴァン症候群』
共感覚という言い方も前回放映されていた。
そこまで私は脳をフル活用できないにしても、
一つ道標となる記事がある。
今週の週刊ダイヤモンド
『給料全比較』がメイン特集だったが、
(週刊東洋経済の『不確実性の経済学入門』も面白かった。
世の中は「正規分布」ではなく「ベキ関数」で動く。
だから、『30万年に1回しか起こらない株式変化が、88年で48日起こっている』のだ………と)
ダイヤモンド
163ページの櫻井よしこさんのコラムが気になった。
縦横無尽
『真の政治家はいないのか』
の文である。
『(中略)ここで私はもう一つの文章を想起する。分子生物学者で『生物と無生物のあいだ』(講談社)を物した福岡伸一氏が「日本経済新聞」のコラム「あすへの課題」に「10000時間」の題で書いたものだ。
スポーツ、芸術、技能、どんな分野でも「圧倒的な力量を誇示するプロフェッショナル」が存在する、それらの人びとはほぼ例外なく「ある特殊な時間を共有している」と福岡氏は言う。
それが一〇〇〇〇時間である』
訓練や鍛錬は『量か質か』という議論があるが、
ある時ふと『量が質を凌駕する』時があるという。
何かを10000時間集中してやり続けると、プロフェッショナルになれるのだろうか………
『一日三時間の練習や稽古、鍛錬、研究、学習を、毎日、一年続けて一〇〇〇時間、10年で一〇〇〇〇時間』
(翻って、政界に一〇〇〇〇時間かけて学習した人間はいるのか?!という文に繋がる)
私に何か10000時間はあるか?
今後の私に10000時間は作れるか?
人間は天才にならなければいけないわけではないが、
自分が何を目指して生きたいか、
視点を変えて考える契機になるかもしれない