想像力が足りない現代社会
芸能ニュースでは、
倖田來未さんのデートなり 今日からTV復帰の話が出ているが、
個人のデートをあんまり追い回すなよ……と思う。
それよりも考えなければならないのは、
社会ニュースの方だと思う。
まず今日は、京都や大阪で包丁で切りつけた通り魔が上尾で逮捕された。
他にも、オートロックマンションの近隣住民が、
女性を殺害しバラバラにしてトイレに流したというニュース。
そして、
ワックスなどに画びょうを入れたことをブログ等に自ら暴露していた女子高生を逮捕。
私も、仕事などでカッとなって人に噛みつくこともある。(後先も考えずに……)
自分が苦手だった上司と衝突した際に言われたのは、
「オマエは、もうちょっと言う言葉を考えろ!!
<こう言ったら、相手はどう思って、どう反応してくるんだろうか?>と、
言葉を発する前に一度考えてみろ!!」
店長になる前の店舗でも、<君は想像力が足りない>と叱られ続けてきたが、
そういう次元の問題ではなく、社会全般に想像力が足りないのではないか?と思うのである。
何でもゲームやアニメのせいにするのも短絡的だと思うが、
(余計なところで要らぬバッシングなど起こしかけない……
<アニメバッシング>とか<ゲームバッシング>とか。
先日も、参議院議員がゲームの規制をブログで訴えて、すぐ文を削除したという話もある)
何でも安易にそろい、多くの娯楽が満ちた世界では、
<我慢が足りない社会>
<想像力が足りない社会>
だと思う。
毎週のように殺人事件ドラマを21時に放映していることもあってか、
「事件のおこし方」「犯罪のもみ消し方」については、
頭が回って 色々と工夫を凝らす想像ができる人間が多い。
しかし、
「もし人を殺してしまったら、どれだけ遺族が悲しむのか」
「どれだけ自分が、その後の人生が罪の意識にさいなまれて苦しんで生きていくのか」
「犯罪をしてしまったら、どんな社会的影響を及ぼしてしまうのか」
そういった想像力が全くないのではないか?!!
それこそ、私が言われたように
「行動をする前に、一度自分の中で飲みこんで考えてみろ!」
と言いたい。