相棒

久しぶりの府中映画館。
　
　
公開二日目
劇場版“相棒”を見に来た。
　
会場で思ったが、あらためて相棒の集客力と人気は凄いものだ！
映画館にあまり来ない年輩層でも、戦時中の映画は多く来る。
　
しかし今回は、『明日への遺言』を上回る集客だ！！！
　
　
　
　
　
　
社会の世相に合わせたキーワードが随所に出てくる………
　

SNSでの罵詈雑言…

邦人の人質……自己責任論……

『伏魔殿』外務省……

　
長髪白髪の元総理…
　
テレビで活躍する女医、キャスター……
　
　
　
　
　
　
ドラマのキャラが随所に出てくる分、
ちょっとドラマの複雑な設定を知らない人を
若干置いてけぼりにした気もするが………
　
　
　
　
　
mixiの批評コラムで、
『ドラマの映画化は、〈映画化しなくても、２時間スペシャルで充分なんじゃないの？〉という作品も多い。

その中において、今回の“相棒”は
稀にみる映画化が相応しい秀逸の出来映えだ！』
　
とまで紹介されていた。
　
　
　
　
　
確かに、最初から緊迫感あるシーンが続いてきた。
　
　
終盤、観客が泣くことを想定してか
ゆっくり手紙を読むシーンがある。
すすり泣く声があちこちから聞こえ、私も目が腫れ上がるまで泣いてしまった。
　
　
　
　
　
３万人のランナーと15万人の観客を危機に陥れたその真相は、
日本人の過去の出来事に対する糾弾でもある。

　
目を逸らさず、見てほしい場面だ！
　
　
　
そして、あの言葉を思い出す………
『片山雛子という人間は、身の回りで事件が起こる度に、
それを逆手にとり、それを糧にしていくように大きな人間になっていく』
　
　
　
　
ドラマは現実世界と違い、官僚の暗部を白日の下にさらけ出す………
最後、片山雛子から発せられた真実とは………？！

　
　
（TVスペシャルでは、
第一シリーズ終盤〈右京撃たれる〉〈15年目の真実〉
正月スペシャル〈カシオペア号殺人事件〉が秀逸だった！！

長門裕之さんや池脇千鶴さんの鬼気迫る演技が素晴らしかった！）
　
　
　
　
　
まだまだ見たい映画も沢山ある。
・フィクサー
・魔法にかけられて（ディズニー）
・クライマーズハイ（1985年ジャンボジェット墜落）
・小林少女
・鷹の爪団movie2
・インディージョーンズ
・NEXT（２分先まで予知できるニコラスケイジ）
・大いなる陰謀
・ナルニア国物語第２章
　
　
　

いっぱい見て、いっぱい泣こう！