hasihiro25のつぶやき

長野県の、しがない派遣社員。ゲーム、ニュースの感想などつぶやき

映画……ベオウルフ

ファンタジーは本来、生臭いもの。



『英雄』は、嘘と誇張で自らの功績を作り上げ、

『豪傑』(ごうけつ)は、力で他者の財産と女を奪い取り、

『王』は、何人もの女をはべらして
かつての活躍をひけらかし酒に溺れる。




そこには、子供向けファンタジーゲームのような
『正義』『勧善懲悪』は無い……





この『ベオウルフ』も、血生臭さ、泥臭さをキッチリ表現してくる。




場所は6世紀のデンマーク

グレンデルの凶行の動機は分かりやすかった。

映画の冒頭から、怖いシーンおぞましいシーンが満載で、気持ち悪くなってしまった……


そして、後半の竜の虐殺も、何となく動機は分かる気がする……



しかし、最後まで
『あの女』の目的が分からない……


奴は一体何をしたかったのか……
(子供が欲しかった………というところまでは分かる)





役者が演技に出ずにCGで作り上げている……ということでワイドショーでも宣伝されただけに、
竜と戦うシーンは迫力モノだった。


前半が相当気持ち悪かった分
『これぞファンタジー』と思わせてくれた