『今年の一字』を、私はこう見る

1995年から、漢字検定協会が『今年の一字』を
募集するようになった……
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毎年12月の半ば、
京都で偉いお坊さんが習字で発表する……
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食中毒O-157が流行した年は『食』
翌年は和歌山カレーひ素毒事件で『毒』
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その年を表す漢字が選ばれる
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日本がオリンピックで金メダルを沢山とったアテネの年
金さん銀さんの、金さんが亡くなった年でもあったとおもう、この年は『金』
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さて、今年も10ヶ月過ぎた。
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私は、こう考えた…
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『偽』
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民主党を中川氏が揶揄した
『偽メール
永田が消えた
永田町』
も、今年ではなかったか…
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不二家とミートホープを皮切りに、
今月になって『赤福』『比内地鶏』と偽装が発覚した
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国会議員の領収書の改ざん、偽の領収が取り沙汰された…
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ボクシング亀田大毅の反則から一連の騒動まで、
真実味が見えない偽物の謝罪会見
（昨日は、亀田興毅が1時間20分の謝罪）
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自民党の歴史的大敗から、安倍首相の続投意欲も、その後の経緯を見れば
（本人には申し訳ないが）残念ながら偽物と言わざるを得ないのではないか
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アメリカのサブプライム問題も、偽物、虚構経済が崩壊した象徴だ
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『今年の一字』
第二候補として
『退』が挙げられる…
景気後退
首相退陣
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私にとっても、
自分が激動に流され、自分の実力が偽物だったことを悔やみながら終わる一年になりそうだ
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『真』『堂々』といった言葉を見たいものだ