正統なまっすぐ道路だけじゃ世の中歩けない

マンガ「PRUTO」が読みたくて週刊誌を手にするが、
隔週発売の雑誌の中でも、２回に１回の連載なので読めないことが多い。
　
　
ただ、ちょっとストーリーが気になってた
「弁護士のくず」を読んでみた。
　
　
利亜男が亡くなり、遺産相続のトラブル……
　
利亜男は、リア王にあたる役割か……
　
　
私も高校の頃、学校の芸術鑑賞で
シェイクスピアの「リア王」を見て、何となく覚えている。
　
しかし、リア王と違い
弁護士のくずは家族を団らんでまとめた。
　
あの家族とのやりとりをみて思うのは、
ただ実直な人間じゃ、世の中が見えないということ。
ただ実直な人間じゃ、世の中を渡れないということ。
　
　
私も中学のころまで
「２１時には寝なさい」
「小中学生は、自転車に乗る時必ずヘルメット」
（中学にもなってダサいヘルメットを着ける人などいなかった）
「子供だけでカラオケに行ってはいけない」
「子供同士で、買い食いしたりおごったりお金をあげてはいけない」
ということを全て守っていたら、
かえって社会の見えない、社会不適合者になってしまった。
　
　
小林よりのりの言葉の中に「子供には毒も教えるべきだ」とあるが…
　
本当の教育って、なんなんだろう？