統計と現実は果たしてミニマムライフか
今日の日経MJは、かなり興味を引かれた切り口だった。
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……ミニマムライフ……
………最近の20代は、
酒もほとんど飲まない…出かけずに家で掃除などをしている…月10万以上貯蓄している……
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というミニマムライフが増えているという
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『1マイル消費』と書かれているが、
ネットで不特定多数と接触する割に、
実際にメールしたり直接会う友人は過去より減っているらしい……
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行動範囲が『1マイル』……ニートや引きこもりではなく、一般の社会人像だという
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あまり消費しないのは
人生哲学においても、環境問題においても、良い事だと思う………
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ただ、経済にとってはマイナスらしい……
(私のように、借金してでも生活する人間が、人生哲学の観点から考えて良い人間なわけ無いだろう)
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月収20万のうち、月10万を貯金………
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就職氷河期の経験者たちは、堅実以上に『生活への危機意識が強くなった』らしい………
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また、消費そのものに魅力を感じない……
(例えば、
車を持つことに魅力を感じない
酒を飲むことに魅力を感じない
外出することに魅力を感じない)
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統計は、どの位現実を把握できるのか?
『平均年収600万』という日本国民だって、600万はあまり居ない。
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大多数の『年収250万』前後の人間と、一握りの富豪がいるのが実情だという…………
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果たしてミニマムライフは本当か……
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確かに、
酒を飲まないが外出好きな人を知っている……
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確かに、
活動力はあるが、出かけずに月10万弱貯めている人を知っている……
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確かに、
金は無いしコンサート好きだが、
休みはしょっちゅう家の片付けをして出かけない人を知っている……
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完全に平均化された人なんていない
(今日の絶望先生のように、チューンナップの反対『デチューン』を主張するわけじゃないが)
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数字だけじゃなく
感覚も使って、社会の在り様を感じ取るべきだ!
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