八丈島の頂上目指して

（携帯の電池が切れそうで、連絡がつかない状態）
（現在13時30分。　空港ロビーのPCで更新中）
　
所々で、「ひょっこりひょうたん島」の
ポスターを見かける。
　
　
確かに２つのコブがある島の形はそっくりだ。
ポスターによれば、八丈島が「ひょうたん島」のモデルだという。
　
　
　
海を見た後、八丈島の頂上「八丈富士」を目指して徒歩。
標高は、860メートルほどあるという。
　
　
土は、赤い所が多い。
（赤茶けている……ではない！　赤いのだ）
　
　
若者のカップルや男性グループが、
レンタカーに乗って走っていく姿が多い。
　
　
　
私は、山道を延々と　徒歩で歩き続ける。
飲み物を一切持たずに……
　
これは、「トルネコの大冒険」で言うと、
大きなパンを持たずにダンジョンに入るのと同じくらい
無謀な状態なんだ！！！！！！
　
　
これほど、飲み物がほしいと思ったことも、珍しい！
なりふり構っていられない……
　
例え不衛生だろうと、女性にモテなくなろうと、
命には代えられない。
用水路の水でもいいから飲みたい………

そう思ったが、一切水が無い。
道端に生えている熱帯植物やアロエをかじって水を補給するしかない……
　
（苦くて、とても水分補給にならなかったが……
　それでもアロエを２かじり、３かじり）
　
　
90分歩き続けて、「八丈富士」の7合目あたりまでやってきた。
背中が汗でビショビショ……気持ち悪い。　

ずっと道は舗装道路だったけれど、舗装道路の登れる所まで
自力で登りつめてやった！！！！
　
　
　
とりあえず満足した私は、7合目にある「ふれあい牧場」で休息。
飲み物をたらふく飲む。

　
　
帰りは、打ち捨てられたような獣道。
一部舗装してあるかと思えば、
数年ほど人が通った形跡が無く、
道の真ん中にまで草が生い茂っている。
　
大部分は、舗装もしていない　あぜ道だ。
　
　
　
こうして午前中に山を登り、午後は空港で3時間ほど待機している私だが、
すばらしい景色に出会えて、
　
来て良かった！！！！！
　
と思えた。
海と山とに囲まれた景色。
山の上に吹く気持ちの良い風、鳥の鳴き声、牛の姿と臭い。
　
さぁ、後は自宅に帰って「くさや」を食べるのみ。