hasihiro25のつぶやき

長野県の、しがない派遣社員。ゲーム、ニュースの感想などつぶやき

全入時代のマジメ化、は本物か

今朝の日経新聞1面



大学生は遊びに夢中で「大学レジャーランド化」と言われているが、近年はそうではない……



そんな記事だ。
学生が自ら出欠席をきちんと取るよう教授に要求したり、
補講を要求したりしているらしい。


大学は、一部の人間だけの場ではなくなり、全生徒が入学できる「全入時代」に入ったという




果たして、学生のマジメ化は本物だろうか?
(母校でも、やはり遊んでいる人や、
バイトに明け暮れている人も多いので、
にわかには信じがたい)



記事にも指摘があるように、
 
就職難の不安を払拭したい、という動機……
しょせん受け身、面倒を見てもらっているに過ぎない……
学生の関心は講義の枠内にとどまり、自主的学習意欲は無い……


という。



私は、常々旧友と討論してきた。


自分が学生自治会長をやったことには、意味や成果があったのか?
委員会に、意味があったのか?

受験に役立つことだけを覚えてきて、教養が足りない

大学に行く意味はあったのか?
全入時代」と言いながらも、私の同僚は高卒の派遣社員も多数いる……
(先に社会に出ていた同い年の人の方が、大人だったりする)


大学や学問とは何なのか?
プラグマティズム実学主義)の私と学問追求の友人とでは、必ず議論が絶えない問題だ…



学力不安や自主性の議論も大事だが、
学問を習う意義なり面白さなりを伝えないと、
大学に入る意味は薄れ、か細い人間の量産になってしまう。


それは、「レジャーランド化」でも「マジメ化」でも、
どちらにも言えることだ