リフトにて

高尾山のリフトとケーブルカー……
どちらも往復900円だ。さて、どちらに乗ろうか……
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考えた結果、
二人乗りリフトに《一人で》
乗ることにした
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さすがに山の中腹では、携帯の電波は届きにくいか……
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リフトに乗りながら、景色を楽しみつつも
《観光とはどうあるべきだろうか》《高尾山の商店街は、どういう経済状態にあるのだろうか》などと、
相変わらず社会学などの難しい問題に思索を巡らしていた。
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下りリフトの小学生の団体が、時々私に挨拶をしてくる。
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「こんにちは！」
suiso「はい、こんにちは」
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私も返事をかえす
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「（上りの終着点まで）あと19本のポールがありますよ！」
suiso「はい、ありがとう」
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リフトのポールに番号がついているが、
14/31とか言う感じで、柱の総本数が記載されていた方が、
先の様子が分かっていいんじゃないかな？
（山道の《第〇〇番カーブ》という表記も同様）
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「いくつですか？」
suiso「23です」
「お元気ですね！」
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小学生に歳を聞かれて、励まされちゃったよ………