「配慮」履き違え……について

甲子園で優勝した高校で、部長が暴力をはたらいていた、というニュースから
（なぜ発覚が大会後にまで遅れたのか？！！という批判）
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「心配をかけたくなかった」
「迷惑をかけたくなかった」
「悪い物言い、批判的な物言いはしたくない」
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今回の事件に限らず、よく聞くこの言葉。
そうじゃないだろ？！！！
『自分の心を、さらけだすのが嫌』
『心配されるのが嫌』
『自分の汚点・欠点を隠したかった』
って、正直に言いなさいよ！！！！
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『悪い報告ほど、早くせよ』という社会人の格言がありますが………
かくいう私も、最近は叱られるのを怖れて多少失敗を誤魔化しをするようになってきました
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私の尊敬する大恩師は、こう教えてくれました。
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「自分の勤める会社が不正を働いていたら、すぐ是正に向けて努力すべきだ！！！
　
『リストラされて、家族に迷惑をかけるようなことは、したくなかった』
『会社や仲間に配慮して、告発できなかった』
なんて言葉は、所詮言い訳だ！！！！」
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というのです。
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「会社の不正を是正しようとすると、
『会社に迷惑をかけるつもりか？！！』
と脅しを受けるかもしれない。
だが、会社の不正によって、生命や財産が危険におかされている人に意識を向けるべきだ。
『リストラで、家族に迷惑をかけてしまう……だから告発できなかった』なんて、保身の言い訳だ！
自分の信念に従って告発するのなら、リストラされてフリーターになったって、家族の為なら泥だらけになったって働くだろう？
自分の信念に従って告発するのなら、きちんと家族に向き合って説得できるだろう？
　
それができずに告発しないのならば、結局加害者に荷担しているに過ぎない！！！」
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世の中、良い人ばかりではありません。
純粋な人間になれれば素敵ですが、純粋なだけでは世の中を生き抜けません。
　
私は、恩師が言うほど強い生き方は出来ませんが
きちんと自分の信念に従って胸の張れる人生にしましょう
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